有次アルミ鍋 27cm 容量2.8L ※経年保管品箱有り名入り買取致しました。

その他
2024/04/07
モンドプラス土岐

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有次アルミ鍋アルミ製品鍋 27cm 容量2.8L 調理器具 ※経年保管品箱有り名入りお売りいただきました。

■メーカー：有次（京都）

■商品名：アルミ鍋

■商品状態：経年保管品

■買取価格：6,000 円

永禄３年（1560年）戦国の世に、藤原有次が刀鍛冶として創業した「有次」。

京都御所御用鍛冶として禁裏の命を受け、精進潔斎刀劔を鍛錬し永く出入りを許されました。

その後、泰平の世と共に需要の多くなった佛師用小刀や料理庖丁の鍛造へと遷り、時代の変化とともに造り出す刃物種類にも変化が現れました。

明治40 年頃からは打ち出しの技（鍛金）による鍋などの料理道具も造り始めます。

昭和56年には「京の台所」である錦小路に錦店を開きます。

有次の魅力は点数の多さ！その数はおよそ550種類・1800点といわれています。

多種多様な包丁や、鍋は、京料理の一流料理人から一般家庭まで幅広い層から支持されています。

アルミ鍋の魅力と有次の鍋

１番の特徴は軽さ！！また錆びつきにくく頑丈で、熱伝導率も高いため、お湯を沸かすのにも重宝します。

有次の鍋は、職人の「打ち出し」による手作りで製造され、金属の板材を切断・折り曲げ・接合加工などで成形し、鍋肌を金槌でコツコツと叩いて1つ1つ丁寧に作られています。

鎚目と呼ばれるキレイな凹凸の金属肌が特徴で、大変美しい仕上がりになっています。工業製品のように大量生産できないため、販売価格はややお高くなりますが、完全にオンリーワンのお品なのが魅力です。

≪打ち出しによる「加工硬化」≫＊メーカーページより＊

手打ち鍋の材質には主として銅やアルミが使われますが、これらの金属は熱伝導率が良いため、料理をするには最適な素材なのですが、比較的柔らかく変形しやすい金属でもあります。そのため鎚目加工で作ることで本体の強度を高めています。金属は金槌で叩いくことで硬くしまります。これを金属の「加工硬化」と呼びます。金属は高温加熱する「焼きなまし」という熱処理をすると、歪んでいる組織が再結晶化・均質化して軟化します。材料を柔らかく軟化させることで、曲げたり叩いたりする加工が楽になります。焼きなましを行って加工しやすくなった材料を成型して、金槌で叩いて絞めることで、金属組織が再び歪み、結果として硬く締まった強度のある鍋が出来上がります。

有次の打ち出し鍋で使われる材質は、銅、真鍮、アルミの3つ。
特徴は以下の通りです。

・アルミは安価で軽く熱伝導率が良い。ただし腐食や変色しやすい。
・銅は高価で最も熱伝導率が良い。変色はするがお酢と塩で簡単に戻る。
・真鍮は熱伝導率が劣る半面、耐食性に優れ変色しにくい。黄金色に近く美しい。

プロのように仕上がり拘る人は銅鍋、おもてなし等の見映え重視なら真鍮鍋、コスパ優先の普段使いならアルミ鍋、といった住み分けになるかと思います。

銅と真鍮は素材価格が高いので価格もかなり高額になります。

また、有次は料理道具等を「一生もの」として長くご愛用いただくために、有料にはなりますが、包丁や鋏の研ぎなおし、銅鍋などの湯引きなどの修理も行っているのも魅力。いいものを長く使いたい方にはありがたいサービスですよね(^^)/

調理器具買取のポイント★

＊未使用品であること（経年保管品は保管状態によります）

＊箱など付属品がすべて揃っている

＊名入りでないお品物

今回買取したお品は名入りのお品になりました。

名入りのお品は通常より買取額が減額になるか、お品物によっては買取ができない場合もございます。